久しぶりに映画を観てきました。
吉田修一原作の「愛に乱暴」
あまり話題になっていないからか、映画館は公開初日にも関わらず
ガラガラでした。
今回はこの映画の感想を書きます。
意外性はない
凄惨な事件が起きそうで起きない。
それがこの映画の結末です。
ただ、事件が起こるのでは、というハラハラドキドキはあります。
リアリティのある恐怖
現実的に起こりそうな恐怖は感じました。
一番怖いと思ったのは、チェーンソーで畳を切るシーン。
ホームセンターに行けば、誰でも買える最も恐ろしい凶器ではないでしょうか。
凄惨な映画ではないですが、想像を掻き立てる映画だと思います。
誰が悪いのか
一番悪いのは小泉幸太郎が演じる夫でしょう。
内容は不倫。
ただそれ以上に悪いことをした人は、登場人物にいません。
つまり非常に恐怖を感じる映画ですが、ふたを空けてみると、夫がただ不倫をして
子供を作ってしまったことだけです。
そこを面白いと思うかは受け手次第だと思います。
アイちゃん
小説の方が面白い…