
こんにちは、サラリーマン兼株式投資家の義光です。
今回は「HUグループの株価」を分析して、強みと弱みについて解説していきたいと思います。

🔳HUグループの株価を分析
✅事業内容
✅業績
✅株価
✅配当性向50%以上
🔳HUグループの強みと弱み
✅新型コロナ対策特需
✅LTS事業が国内NO1シェア
✅新セントラルラボの稼働
✅従業員数が減っている(弱み)
「HUグループの株価は、今後どうなるかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。

【結論】HUグループの株価は、コロナウィルスが長期化すれば上がる
HUグループの株価は、不謹慎ではありますが、コロナウィルスが長期化すれば上がります。
大規模なイベントをするにしろ、入出国するにしろ、コロナウィルス検査は今後必要になってきます。
今回は「HUグループの株価」を分析して、強みと弱みについて解説していきたいと思います。
HUグループの株価を分析

それでは、HUグループの株価を分析していきましょう。
5年前までは株価が5000円付近でしたが、現在は3000円に下落しています。
まずはHUグループの現状について、簡単に整理しておきましょう。
事業内容
- LTS事業 ex大規模イベントでのコロナウィルス関連検査
- IVD事業 ex自動検査機器の販売
- HS事業 ex病院への滅菌サービス
業績
第2Q 売上1300億円(前年対比35%) 営業利益270億円 営業利益率20%
今期業績予測 売上2500億円
中期経営計画として売上6%増を掲げています。
会社としては成熟していますが、コロナウィルス特需で売上の増加が見込めます。

株価
現在は3000円付近をウロウロ
5年前までは5000円付近まで上がっていました。
PERは10倍以下でかなり割安な価格となっています

配当性向50%以上
利回りは4%以上なので、高い配当金がもらえます。
配当性向は30%以上でも多い方です。
50%以上もあるので株主を意識している会社であることがわかります。
HUグループの業績はコロナの影響で、増収増益が続いています。
果たしてここから、HUグループは株価は上昇するのでしょうか?
以下に、HUグループの強みと弱みについて解説していきます。
HUグループの強みと弱み

ここまで、HUグループの好調な業績について解説してきました。
しかし株価は、低迷している状態です。
以下に、HUグループの強みと弱みについて解説していきます。
新型コロナ対策特需
PCR検査受託状況は感染者数と連動しています。
感染状況と連動し需要が変動していることになります。
今期はオリンピック感染対策需要もあり、売り上げを伸ばしています。
LTS事業が国内NO1シェア
HUグループホールディングスの一番の強みは、LTS事業です。
国内NO1のシェアを誇っており、
新型コロナウィルスの検査の需要が高まっている中、今後も売上が伸びていくと予想されます。
ちなみにIVD事業は国内NO2シェアです。
HS事業についてはANAと業務提携を交わしており、
今後の航空機業界になくてはならない存在となりつつあります。
新セントラルラボの稼働
ラボとは受託した検体の検査を行う場所です。
現在稼働している八王子ラボの他に、東京あきる野市に新しくラボを建設しました。
東京ドーム2.6個分の敷地があり、キャパシティは現在の3倍になります。
2022年1月に稼働を予定しており、順調に稼働していけば、株価上昇にもつながります。
さらに関西地区に新しいラボを建設することを予定しており、2023年稼働を目指しています。
従業員数が減っている(弱み)
21年3月から21年9月までで、約200人の従業員が減っています。
従業員が伸びなければ会社も伸びませんので、今後、従業員の推移に注意する必要があります。

まとめ
以上により、今回は「HUグループの株価」を分析して、強みと弱みについて解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳HUグループの株価を分析
✅事業内容
✅業績
✅株価
✅配当性向50%以上
🔳HUグループの強みと弱み
✅新型コロナ対策特需
✅LTS事業が国内NO1シェア
✅新セントラルラボの稼働
✅従業員数が減っている(弱み)
【結論】HUグループの株価は、コロナウィルスが長期化すれば上がる
HUグループの株価は、5年前と比べて下落していますが、業績は増銃増益を維持しています。
コロナが長期化し、ウィルス検査が普及すれば、5年前以上の株価になる可能性もあります。