私事ですが先月、突然転勤の内示を受けました。
転勤を全く考えていなかった私は、動揺し、精神的に追い詰められました。
今回は、転勤を断る方法について書きたいと思います。
原則断れない
就業規則に、「転勤を命じることがある」と記載されている場合は、原則断ることはできません。
業務命令違反となる可能性があるからです。
家庭の事情
家庭の事情で引っ越せない事情がある場合、考慮してもらえることがあります。
- 両親の介護が必要な場合
- 病気の治療のために通院している家族がいる場合
- 子どもの通う学校の都合
- 育児のために転居が難しい場合
- 配偶者の転勤が難しい場合
転勤を断る場合、家庭の事情を持ち出すのが一番良い方法だと思います。
私の話
転勤の話は突然に
まさに青天のヘキレキというやつです。
転勤の話を聞いた瞬間、今回の転勤は断ろうと決めました。
正当な理由があるか
断ろうと決めた理由として
1私たち夫婦が不妊治療中
2妻が精神的な病気を患っている
3畑違いの仕事を覚える自信がない
4過去に3回転勤を経験している
5転勤を経験したことがない人が会社に沢山いる
大まかに言ってこの5つの理由でした。
ただし、正当な理由として通用するのは1と2だけだと思いました。
人事に事情を話す
人事部長と面談をして、不妊治療と妻の病気のことについて話し、今回の転勤は断りたいと伝えました。
めちゃくちゃ緊張しました。
人事部長からは、話は理解したが通常転勤を断ることはできない、と厳しい言葉を頂きました。
そういう事情があるのであれば、地域限定職を申請して下さいと言われました。
地域限定職
就業規則で勤務地域が限定されているケースがあります。
地域限定職の場合、地域以外への転勤は断ることができます。
ただし、給料が数%減るというデメリットはあります。
転勤の話があった時、私は地域限定職の申請をしていませんでしたが
人事部長はその機会を私にくれました。
私は申請を出し、今回の転勤については断ることができました。
話を聞いてくれた人事に感謝しています。
転勤のない会社に転職する
今回の転勤の件で私が思ったことは
「転勤のない会社に入社すれば良かった」
最近ではワークライフバランスという言葉が普及し、
転勤のない会社が増えています。
転勤のことで頭を悩ませるくらいなら、いっそのこと転職してしまう
という考えも良いと思います。