
こんにちは、サラリーマン兼株式投資家の義光です。
今回は「ランドネットの株価」を分析して、強みと弱みについて解説していきたいと思います。

🔳ランドネットの業績を分析
✅直近の株価は急上昇
✅PERが10%以下
🔳ランドネットの強みと弱みを分析
✅築古マンションを取り扱う
✅業務用システムを自社開発
✅不動産データベースを活かした仕入力
✅従業員が5年で倍に増加
✅営業利益が少ない(弱み)
「ランドネットの株価は、今後どうなるかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。

【結論】ランドネットの株価は、従業員が増えれば増える程上がります。
ランドネットの株価は、上昇したばかりで価格が安定していませんでしたが、ここ最近急上昇しています。
ランドネットには、自社で開発している不動産システムにより、不動産知識がなくても営業ができるようになっています。
今回は「ランドネットの株価」を分析して、強みと弱みについて解説して聴きたいと思います。
ランドネットの業績を分析

それでは、ランドネットの株価を分析していきましょう。
ランドネットはまだ上場したばかりで、最近株価が急上昇しています。
まずはランドネットの現状について、簡単に整理しておきましょう。
直近の株価は急上昇
ランドネットは2021年7月に上場し、株価は3000円~4000円の間をウロウロしていました。
しかし、つい最近4800円を突破し、5000に近づく上昇を見せています。

このまま上昇が続けば、株式分割する可能性が高く、分割すればさらなる上昇が見込まれます。
PERが10%以下
私が一番注目したのはPERの低さ。
10%以下でかなり割安な価格です。

業績推移を見てみると
売上 411億円 前期比15%増
営業利益は 12億円 前期比40%増
売上の増加も魅力的ですが、何より営業利益の改善が目立ちます。
果たしてここから、ランドネットの株価はどのように推移していくのでしょうか?
以下に強みと弱みについて解説していきましょう。
ランドネットの強みと弱みを分析

ここまで、ランドネットの株価と業績について解説してきました。
ランドネットの株価は今後も上がると予想できます。
ここからは、ランドネットの強みと弱みについて解説してきます。
築古マンションを取り扱う
ランドネットは投資用の中古ワンルームマンションの売買・仲介を中心とした不動産会社です。
特徴としては築年数の古いものを買い取り、リフォームして、売買や仲介を行っているところです。
築年数が古いマンションなんて売れるの?と思いますが、
不動産売買の取引件数が4500件あり、そのうち首都圏、近畿圏以外の中古マンションが20%超と強い需要があります。
在庫の回転率も同業他社よりも早く、1.5ヵ月で売上しています。
業務用システムを自社開発
ランドネットは「不動産は現物ではなく情報である」と考えています。
そして、不動産取引に最適化されたシステムを自社で開発しています。
このため従業員の2割がシステムエンジニアです。
このシステムを「LANDNET DATABASE」と呼んでいます。
取扱データは札幌から沖縄まで日本全国。
区分所有データは757万件、物件数は18万件です。
不動産データベースを活かした仕入力
LANDNET DATABASEを利用すれば、不動産知識がない新入社員でもすぐ仕事ができるようになります。
だから社員が育ちやすく、従業員は5年で2倍の500人に増えています。
システムを通じた情報共有で新入社員の早期戦力化しています。
不動産の市場動向が良好
日本の平均寿命は女性87歳、男性81歳で、年々伸びています。
それに反して退職金、年金ともに減少している現実があります。
資産運用として不動産活用ニーズは拡大しています。
政府目標としては、2025年に住宅流通市場8兆円、リフォーム市場12兆円を目指しています。
ちなみに2013年の住宅流通市場は4兆円、リフォーム市場は7兆円です。
営業利益が少ない(弱み)
他の不動産会社と比べて、営業利益が少ないのが弱みです。
築古マンションをリフォームするための費用が利益を圧迫しているようです。
不動産事業全体が、かぼちゃの馬車事件やフラット35不正利用の影響で減益傾向にあります。

まとめ
以上により、今回は「ランドネットの株価」がどうなるのか、強みと弱みについて解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳ランドネットの業績を分析
✅直近の株価は急上昇
✅PERが10%以下
🔳ランドネットの強みと弱みを分析
✅築古マンションを取り扱う
✅業務用システムを自社開発
✅不動産データベースを活かした仕入力
✅従業員が5年で倍に増加
✅営業利益が少ない(弱み)
【結論】ランドネットの株価は、従業員が増えれば増える程上がります。
ランドネットは上場したばかりの会社で、PERが10%以下の超割安株です。
築古マンションを仕入れリフォームし、売買・仲介している不動産会社で、現在株価が急上昇しています。
社内で開発した LANDNET DATABASE というシステムで、新入社員でも簡単に営業をすることができます。
システムと人材に力を入れている会社だと言えます。