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ペイロールの株価はどうなる?【割安成長株】

こんにちは、サラリーマン兼株式投資家の義光です。

今回は「ペイロールの株価」の今後について、強みと弱みを解説していきたいと思います。

🔳ペイロールの今後の株価

✅上場して以来下降トレンド

✅業績は増収増益傾向

🔳ペイロールの強みと弱みを解説

✅リテンション率が高い

✅競合先がいない

✅導入している企業が有名ブランド

✅メインターゲットの6%が導入

✅ セキュリティ問題(弱み)

ペイロールの株価は、今後どうなるかな・・・

今回は、そんな疑問にお答えしていきます。

【結論】ペイロールの株価は、アウトソーシングの普及に左右される

ペイロールの事業は給与計算のアウトソーシングです。

日本では馴染みがありませんが、諸外国ではアウトソーシングが普及しています。

日本でもアウトソーシングが普及されれば、ペイロールの株価も上昇していくでしょう。

今回は「ペイロールの株価」の今後について、強みと弱みを解説していきたいと思います。

ペイロールの今後の株価

それでは「ペイロールの株価」の今後について、予想していきましょう。

まずは同社における、株価と業績の現状から整理していきましょう。

上場して以来下降トレンド

ペイロールの株価は上場して以来、ずっと下がり続けています。

最近は、第2Qの決算を受けて少し上昇しています。

下図は、ペイロールの株価チャートを示します。

上場時は1400円近くの値が付くものの、現在は半分近くに落ちてしまいました。

そもそも上場したばかりの株価はプレミア価格になる傾向があります。

現在はPERが20%ほどに下がってきており、割安な価格になっています。

業績は増収増益傾向

売上は75億円で営業利益は12億円

営業利益率は16%ほど

PERは20%近くを推移しており、割安の目安となる15%までもう少しのところまで来てます。

ペイロールの強みと弱みについて解説

ここまで、「ペイロールの株価」の分析内容について解説してきました。

ペイロールの株価は、下降トレンドとなっていますが、業績は安定しています。

以下にペイロールの強みと弱みについて解説していきます。

リテンション率が高い

リテンション率とは、既存顧客維持率のことです。

ペイロールはリテンション率95%以上を、5年以上維持しています。

ストックビジネスの要素がありますので、安定した売上を続けています。

強豪先がいない

給与計算のアウトソーシングを事業にしている会社は、現状ペイロールだけです。

日本の会社は、「給与計算は自分の会社でするもの」という考えが多いので、ペイロールのような会社は少ないのです。

しかし近年、一般事務のIT化、AI化が進んでおり、業務改革としてアウトソーシング化している会社は多いです。

導入している会社が有名企業が多い

  • ケンタッキー
  • カルビー
  • DNA
  • ファイザー
  • フィリップモリスジャパン
  • H&M
  • アクサ生命

外資系の顧客が多いようです。

海外の企業は日本より、アウトソーシング化が進んでいるのかもしれません。

メインターゲットの6%が導入

ペイロールのメインターゲットは従業員が1000人以上の企業です。

日本に4,000社あると言われています。

そのうちまだ6%しかペイロールを導入していません。

逆に言えば94%の新規顧客が見込めるということです。

伸びしろはまだまだあります。

セキュリティ問題(弱み)

従業員の給与を扱うので、セキュリティ対策は万全でなくてはなりません。

仮に、情報が漏れてしまったら、一気に信用がなくなり株価下落の可能性もあります。

まとめ

以上により、今回は「ペイロールの株価」の分析と強みと弱みについて解説してきました。

ここまで解説してきたこうもくについて、最後にもう一度おさらいしておきましょう。

🔳ペイロールの今後の株価

✅上場して以来下降トレンド

✅業績は増収増益傾向

🔳ペイロールの強みと弱みを解説

✅リテンション率が高い

✅競合先がいない

✅導入している企業が有名ブランド

✅メインターゲットの6%が導入

✅ セキュリティ問題(弱み)

【結論】ペイロールの株価は、アウトソーシングの普及に左右される

ペイロールが事業とする給与計算のアウトソーシング化は、日本ではまだ馴染みのないものです。

現状、この事業はペイロールが独占しているのにもかかわらず、ペイロールのシェアは6%程度に留まっています。

日本でアウトソーシング化が普及していけば、ペイロールの業績も伸び、株価も自ずと上昇していくでしょう。