
こんにちは、サラリーマン兼株式投資家の義光です。
今回は「メイホーHDの株価」を分析して、強みと弱みについて解説していきたいと思います。

🔳メイホーHDの株価
✅事業内容
✅業績の推移
✅株価
🔳メイホーHDの強みと弱み
✅後継者がいない会社をM&A
✅システムを統一
✅建設関連サービスが安定している
✅2019年以降M&Aがない(弱み)
「メイホーHDの株価は、今後どうなるかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。

【結論】メイホーHDの株価は、M&Aの数だけ上昇する
メイホーHDの株価は、2021年6月に上場したばかりで、大きく下落しています。
そのためPERが割安水準になっており、主力事業のM&Aが増加すれば、株価も連動して上昇するでしょう。
今回は「メイホーHDの株価」を分析して、強みと弱みについて解説していきたいと思います。
メイホーHDの株価

それでは、メイホーHDの株価を分析していきましょう。
メイホーHDの株価はIPO人気の過熱が収まり、現在、割安水準にあります。
まずはメイホーHDの現状について、簡単に整理しておきましょう。
事業内容
後継者がいない地方の会社に対してM&Aを実行する事業
グループ会社のセグメントは以下の通りとなります。
- 建設関連サービス
- 人材サービス
- 建設業
- 介護事業
後継者未定の中小企業127万社になると予想されます。
これらの地域サポーター企業を結ぶことを経営理念としています。
業績
2021年6月期決算 売上、利益ともに過去最高
売上 5274百万円 前期5234百万円 前々期4691百万円
営業利益率は5%程度 今期の業績予想は5400百万円
売上の増加率は高くありません。

株価
2021年6月に上場したばかりで、現在は株価が下がり続けています。
PERは8倍とかなり低い水準
建築関係なので、業界全体のPERは低いとしても、割安水準になります。

メイホーHDの強みと弱み

メイホーHDの業績は、前年対比で比べるとそれほど成長していないことがわかります。
果たしてここから、メイホーHDは業績を伸ばすことができるのでしょうか?
以下に、強みと弱みについて詳しく解説していきましょう。
後継者がいない会社をM&A
少子高齢化に伴い、後継者がいない会社は地方に多いです。
その会社が消滅すると、そこに勤めている雇用が消滅し、地域社会も消滅してしまいます。
こういった地域社会の問題をM&Aという手法を使って解決します。
2025年には後継者がいない会社は、120万社になると想定されています。
システムを統一
M&Aに参加した企業は会計、人事システムが同じになります。
システム以外にも、同一セグメント内で技術を教え合うことで技術力をUPさせます。
また、経営基盤の整備や規定を合わせるなど、
バラバラだった会社を一つにまとめることで、収益力を向上させます。
建設関連サービスが安定している
橋梁保全業務が堅調に推移していて、売上は安定しています。
全国規模の防災・減災対策、インフラ老朽化対策、社会資本整備は必要不可欠です。
建設投資は今後も底堅いと考えられます。
2019年以降M&Aがない(弱み)
上場準備のため、M&Aは実施していませんでした。
しかし2021年7月より、M&Aを再開しており10月には
- ㈱ノース技研
- ㈱有坂
をM&Aしました。

まとめ
以上により、今回は「メイホーHDの株価」を分析して、強みと弱みについて解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳メイホーHDの株価
✅事業内容
✅業績の推移
✅株価
🔳メイホーHDの強みと弱み
✅後継者がいない会社をM&A
✅システムを統一
✅建設関連サービスが安定している
✅2019年以降M&Aがない(弱み)
【結論】メイホーHDの株価は、M&Aの数だけ上昇する
メイホーHDの株価は、IPO人気の過熱が過ぎ、割安水準まで値下がりしています。
今後のM&Aの成果次第では、大きく上昇する可能性を秘めています。