
こんにちは、におくためお信者の義光です。
今回は「サクシードの株価」を分析して、強みと弱みについて解説していきたいと思います。

🔳サクシードの株価
✅事業内容
✅株価
✅業績
🔳サクシードの強みと弱み
✅個別指導塾の低コスト化
✅家庭教師の紹介事業が好調
✅少子化はネガティブ要素ではない
✅部活指導とプログラミング指導が好調
✅ポートフォリオ経営
✅登録者数が増えているのかわからない(弱み)
「サクシードの株価は、今後どうなるかな・・・」
今回は、そんな疑問にお答えしていきます。

【結論】サクシードの株価は、登録者数が増えれば増えるほど上がる
サクシードの事業は、塾と家庭教師と教員の派遣です。
なので教員の登録者数が多いほど、業績が良くなります。
今回は「サクシードの株価」を分析して、強みと弱みについて解説していきたいと思います。
サクシードの株価

それでは、サクシードの株価を分析していきましょう。
サクシードは2021年12月に上場したばかりで、IPOの過熱感は冷め、株価は割安水準です。
まずはサクシードの現状について、簡単に整理しておきましょう。
事業内容
自社運営の教育サービスと人材サービスの2本柱です。
自社運営の教育サービス
- 個別指導塾
- 家庭教師の紹介事業
人材サービス
教育・福祉分野の人材派遣及び受託
- 塾講師を予備校へ派遣
- 教員、部活指導員、ICT支援員を学校へ派遣
- 保育士を保育園へ派遣
- 介護士を介護施設へ派遣
株価
2021年12月に上場したばかりであり、IPO過熱が冷め、株価は下降を続けています。
株価は1200円付近、PER15%と割安水準です。

業績
第2Q時点で売上13億円、営業利益は20%近くあります。
前期の売上は20億円、今期の売上予測は25億円です。
予測通りの売上となれば、20%の成長となります。

サクシードは上場したばかりではありますが、業績は安定しており、増収増益です。
果たしてここから、サクシードの株価は上昇するのでしょうか?
以下に、強みと弱みについて詳しく解説していきましょう。
サクシードの強みと弱み

ここまで、サクシードの株価と業績について解説してきました。
教員不足が問題視されている中、サクシードの事業内容は注目すべきです。
以下に、サクシードの強みと弱みについて解説していきます。
個別指導塾の低コスト化
サクシードは生徒3人に対して1人の講師をつけ、人件費を抑制しています。
顧客単価は増加にあり、高校生の受講生数は個別指導が集団指導を上回っています。
また、社内に人材サービス事業があるので、レベルの高い講師を供給可能です。
コロナ禍でも売上成長率17%あります。
家庭教師の紹介事業が好調
オンライン家庭教師は、出店コストを出さずに全国展開することができます。
オンライン生徒数13倍は増えており、離島や地方にいる学生の教育格差の解消につながります。
対面型家庭教師は14万人をこえる登録者数があり、不登校、帰国生、インター正、学習障害児などニーズが多様化しています。
少子化はネガティブ要素ではない
シックスポケットにより一人当たりの教育費が増加しています。
シックスポケットとは両親・両祖父母の合計6人のお金のことです。
また中学受験者数は増加傾向にあります。
部活指導とプログラミング指導が好調
特にプロブラミング指導のニーズが拡大しています。
部活指導も教員の負担を軽減できるとして、政策的にも注目を浴びています。
ポートフォリオ経営
サクシードは、個別指導と家庭教師と人材事業の三つでポートフォリオ経営をしています。
これにより、リスク分散、シナジー効果、参入障壁の構築を生み出すことができます。
登録者数が増えているのかわからない(弱み)
人材サービスは登録者数の多さが重要になってきます。
会社説明資料を読んでも、そこの部分が詳しく説明されていないので、投資判断に迷います。
登録者数が減っているようであれば、成長性は見込めません。

まとめ
以上により、今回は「サクシードの株価」を分析して、強みと弱みについて解説させて頂きました。
ここまで解説してきた項目について、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
🔳サクシードの株価
✅事業内容
✅株価
✅業績
🔳サクシードの強みと弱み
✅個別指導塾の低コスト化
✅家庭教師の紹介事業が好調
✅少子化はネガティブ要素ではない
✅部活指導とプログラミング指導が好調
✅ポートフォリオ経営
✅登録者数が増えているのかわからない(弱み)
【結論】サクシードの株価は、登録者数が増えれば増えるほど上がる
サクシードの事業の一つである人材サービスは、教員不足が問題視されている中、需要が増えつつあります。
業績上昇のカギは、人材サービスの登録者数です。
登録者数が多ければ多いほど、株価は上昇していくでしょう。